アーカイブ | 5月 2016

  • ザイザルはいつ飲む?

    ザイザルは2010年に日本で発売された比較的新しい抗アレルギー薬です。2014年には子供用にシロップタイプのものも発売され、使用される世代も幅広くなってきています。ザイザルはアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、アトピー咳嗽、じんましんなど幅広いアレルギー性疾患に使用されています。大人用の錠剤の場合には1日1回の服用で済むという利点があり、コンプライアンスの向上という面でも大きく貢献している薬剤です。1日1回ということですが、いつのタイミングで服用するのがいいのでしょうか。ここではそれについて解説していきます。ザイザルの添付文書の記載では、1日1回就寝前に服用するようにと定められています。これはザイザルの副作用に眠気を催す作用があるためと考えられます。やはり服用した後数時間程度で最高血中濃度に達するのでそのタイミングで最もよく効果が現れるし、逆に副作用もよく現れます。よって就寝前の服用であればその眠気の影響が起こりにくいのです。ただ眠気が出る確率は10%以下です。つまりザイザルを服用した9割以上の方は眠気を感じないのです。眠気を感じない場合にはいつのタイミングで服用しても問題ないでしょう。例えば日中に鼻炎、皮膚のかゆみといった症状が強くなるため仕事や勉強に集中できないと言った場合には、朝に服用すれば日中に最高血中濃度に達するので、より日中の症状を軽減することができるでしょう。ただしザイザルは眠気だけでなく集中力の低下も現れることがあるため作業効率が著しく低下する場合には夜服用するのがいいでしょう。ただ何より大切なのは毎日服用を続けることです。よって服用を絶対忘れないタイミングで服用することが最も治療効果が上がる服用法ではないでしょうか。